ベルガモンミュージアムなど博物館島を駆け足で巡ってきた

ベルリン大聖堂の近く、シュプレー川の中州に浮かぶ島に「ペルガモン博物館」「新博物館」「旧ナショナルギャラリー」「旧博物館」「ボーデ博物館」の5つの博物館・美術館が集まった世界遺産の場所が博物館島と呼ばれています。

ベルリンに来たらドイツビールやソーセージも良いけど、せっかくなのでこの素晴らしい場所にも立ち寄って欲しいです。

1日では見て回れないほどの膨大な量と貴重な数々が飾られています。

世界遺産の博物館島(ムゼウムスインゼル)の歴史

一番古い旧博物化は1830年に建てられ、一番新しいペルガモン博物館は1930年に開館。博物館島では古代ローマ時代の美術品から彫刻、絵画、遺跡の発掘品など幅広い種類が展示されています。

チケットの値段は1館10−12€。ベルリンウェルカムカードでは乗り物乗り放題3日間+博物館島のチケットで1人46€です。2館以上行くならこちらのほうが断然お得です!

ベルリンウェルカムカードについては以前の記事にてお得な理由など詳細をご紹介しているので、こちらをご覧になってください。

Berlin Friedrichstraße stationより徒歩10分程度の距離。ここはレストランやお土産屋さんなどお店が多く、ランチにも困らなさそう。

こんな高架下のお店もあって雰囲気がオシャレ。

博物館島1:ペルガモン博物館

「ペルガモンの大祭壇」、「ミレトスの市場門」、「イシュタール門」などが見どころです。

そもそもペルガモンとは紀元前3世紀半ばから2世紀(日本の弥生時代に相当)にアッタロス朝の都として繁栄したヘレニズム時代の都市です。

小アジアの古代都市ペルガモンから「ペルガモンの大祭壇(別名ゼウスの大祭壇)」を館内に復原・展示したことから、館名の由来にもなっているようです。

※しかし2020年まではこの大祭壇は工事中で見ることが出来ません(´ . .̫ . `)2019年6月末現在も見れませんでしたので、ご注意ください。

内部は3階建てになっており、古代(ギリシャ・ローマ)博物館、中近東博物館、イスラム博物館に分かれています。じっくり見ると2−3時間は時間がかかります。

早速中へ入りましょうー

1階でバッグをコインロッカーに入れて(1€は戻ってきます)、日本語のオーディオガイドを借ります。ここではどれも無料でしたので嬉しい限り。この日は猛暑のため、館内もくそ暑い・・そして超混雑しており休む場所もないw

早速イシュタル門がお出迎えです。オーディオガイドを聞きながら写真を撮ります。

青い釉薬瓦の門。とても美しく大迫力でした。

ミレトスの市場門では対照的にローマ建築を見られます。こちらも圧巻の建築美です。

全く歴史や遺跡には詳しくないですが、その時代に生きていたであろう人々や建築後の生活などに思いを馳せるのが好きです・・・笑

博物館島2:新博物館

ネフェルティティ像や古代エジプトの神々や王たちのレリーフ、パピルスの工芸品コレクションなどが展示されています。

こちらの建物は第二次世界大戦で深刻な被害を受け、その後2009年に約70年ぶりの再開をしています。建築や技術においても重要な建物との事です。

階段があるホールが非常に高く、ベンチがあるので少々ゆっくりすることも可能です。1階にはカフェも併設されているので、そちらを利用してコーヒーなんか飲んでもありですね。

ただ、ドイツではホットコーヒーはあっても冷たいアイスコーヒーやカフェオレなんかが飲めるカフェは限られているようです。ジュースはあるけどアイスコーヒーは無いとか。美術館でもそうでした・・・

像や埋蔵物が好きな方にはたまらない場所ですね。広い館内には余裕を持って並べられているので、人がいても見やすいのもとても良かったです。

装飾品などはとてもキレイで、今でも使えそうなデザインばかりで驚きました。むしろ最近この形の指輪やバングル流行ってますしね・・むしろ私も持っているw

ちなみにネフェルティティ像は撮影禁止ですが、遠目からだとOKです。私は注意書き見ていなくて怒られましたw

このネフェルティティ像、元々はエジプトのナイル川河畔で発掘されたのですが、ドイツ協会が恐らくズルをしてエジプト側を騙し持ち帰った歴史があります。

それからベルリンでこの像を公開してからエジプト側が95年以上にも渡って返還要求をしているのに、未だにドイツ側は貸出も返還にも一切応じていないんですね。

この場所を見れるのはありがたいけど、その歴史を紐解くとなんとも言えない気持ちになりました・・国を巻き込んで複雑なんですね。

なんかの帽子だったかな?

博物館島3:ボーデ博物館

中世ヨーロッパの彫刻、古銭・貨幣のほか、ビザンティン美術品が主に展示されています。教会関連の彫刻コレクションも多くあるようで、なかなか見ごたえがありそうです!

こちらだけ一番北側に位置しており、体力も限界だったため今回は見学へ行っておりません。

博物館島4:旧ナショナルギャラリー(旧国立美術館)

1861年と実に158年も前に建てられた、古代ギリシャ風の外観が非常に素晴らしい美術館です。

古典主義、ロマン主義、ビーダーマイヤー様式、印象派、初期モダニズムの絵画を所蔵しています。

フロアからしてオシャレ感が漂っております。宮殿みたいな雰囲気もあり。

あいにくアートや絵画には一切興味がなく(見ても何も感じられないし)、駆け足でささーと見るだけにとどまりました。

芸術、絵画好きにはたまらない場所だと思いますが、私としてはここは行かなくてよかったかなという感想です 笑

ただ外観が本当に素敵なので、それだけでも見るべき存在なのは間違いありません。

博物館島5:旧博物館

Berlin大聖堂から一番近い場所に位置しており噴水が目印。

目の前ではシンガーが歌っており、大勢の人が階段に腰掛け歌を聞いたり、のんびり休んだり、なかなか落ち着く良いスポットです!

ちょうど階段の部分は写ってませんが、カップルで座ってイチャイチャも楽しそうではありませんかw

ここは1966年に再建、修復されて以来アンティークコレクションを展示しています。こちらも非常に見応えがあります(むしろ全館ありすぎて時間配分が困る)

真ん中には円形のロタンダ(吹き抜け)があり、柱の間には彫像が飾られています。

館内には石の彫刻、花瓶、工芸品、宝飾品などがたくさん飾られており、その美しさと希少性を感じられます。

こういう食器類も何千年も前(何百年か?)にはもっとピカピカで実際に、使われていたんだな〜と思うと何だか時を超えても今なお現存しているとは凄い事だと思いました。

私は古代都市、歴史的建造物や、何百も何千年前も昔の人間の生活習慣などを垣間見れるものがとても興味惹かれます。時代を超えたロマンというのでしょうか・・

どこの博物館もそうですが警備員がちょいちょい見に来たり、監視したりと少々落ち着かないのが玉に瑕(^^;)

展示物に手を触れない、壊されないために監視は必要だと思いますがフロア毎に1名以上いるし、小さい部屋に入って見ようものなら追っかけて来るし(私以外にも全員にそう)気になって落ち着いて見れませんでした。

特にこの博物館はそれが顕著だったように感じます。まぁ、良いことでしょうね。

博物館島の内、4館駆け足で見学に行って結果良かった

夕方には閉館してしまうので、1日4館も見て回るというのは非常に体力がいる内容でした。途中3回以上お水休憩、ランチ休憩しましたがそれでも猛暑でしたしめちゃくちゃ疲れました。

最後全然頭に入りませんでしたし、英語見る気も起きずにほぼパッと見て素通り状態です(^^;)

5館は流石に無理ーw

本当に全館見どころがありすぎて、ゆっくり見て回るには1日以上かかると思います。最初から自分の気になる場所だけに絞るか、2日に分けて行くのもありだと思いました。

ちなみに一人の人も大勢いて、皆さん静かに見学するので女子一人旅でも、もちろん全然行きやすい場所でした。むしろ一人でゆっくり見れるので楽かもしれません。

歴史ある建築物や発掘されたコレクションはなかなか見れるものではなく、結果、博物館島は行って見てよかったと思います♪

平凡な感想ですが、色々な時代があって自分は今この現代に生かされているんだということが、なんとも感慨深く感じました。