タイ 国基本情報
正式国名
タイ王国 Kingdom of Thailand
(プラテート・タイ Prathet Thai)
国歌
「プレーン・チャート(タイ王国国歌)」
駅やバスターミナル、空港などでは、毎日8:00と18:00の2回、国歌が流される。
曲が流れている間は起立し、動かないこと。
面積
約51万4000km2(日本の約1.4倍)
人口
約6593万人(2010年国勢調査)
民族構成
タイ族75%、華人14%、そのほかマレー族、クメール族、カレン族、ミャオ族、モン族、ヤオ族、ラフ族、リス族、アカ族など11%
宗教
仏教94%、イスラム教5%、キリスト教0.5%、ヒンドゥー教0.1%、ほか0.4%
通貨と為替レート
タイの通貨はバーツ(バートとも)Baht(Bと表記)。補助通貨はサタン(Satang)で、100サタンが1バーツ。2013年1月22日現在の為替レート1B≒3円。
チップ
日本の心付け同様、高級な場所ではいくらか渡したほうがスマート。
【ホテル】荷物を運んでくれたボーイやルームサービスに20B程度。
【レストラン】サービス料が含まれているような中級以上のレストランではおつりの小銭を、サービス料が含まれていなかったら支払い額の10%程度~最大でも100B程度。いずれにしろ明細はしっかり確認すること。
【タクシー】不要。
【タイ式マッサージ】一般的な店なら満足度に応じて1時間なら20~50B程度、2時間で50~100B程度。「チップ、センエン(1000円)」などと言われても真に受けないように。そんな相手にはチップは不要。
税金
タイではほとんどの商品にVAT(付加価値税)が7%かけられている。条件が揃っていればVATが払い戻されるので、忘れずに手続きしよう。
ホテル宿泊料やレストランの支払いなど、タイ国内で消費されるサービスにかかる税金は還付の対象外。
クレジットカード
ホテル、コンビニ、デパートなどでカードが利用可能。
基本的に海外でのクレジットカード利用の手数料は約1.63%と、日本で両替していくよりもお得な場合が多いので、積極的に活用したい。
時差とサマータイム
日本との時差は-2時間。日本の正午がタイの10:00。サマータイムはない。
日本からのフライト時間
東京からバンコクまで直行便で約6時間。
入出国とビザ
【ビザ】観光目的で空路で入国し、入国後30日以内(陸路入国の場合15日以内)に出国する航空便が予約済みの場合、ビザは不要。観光目的でも片道航空券での入国や陸路での入国で15日以上、空路入国で30日以上滞在する場合は原則としてビザが必要とされている。
【パスポート】タイ到着時に残存有効期間が6ヵ月以上あれば入国可能。
【入出国時に必要な書類】タイ入国時に、出入国カードの記入が必要。税関申告書は必要な人のみ
電圧とプラグ
タイの電気は220V、50Hz。日本仕様の電気製品を利用する場合は変圧器が必要。プラグは各種あるが日本と同じ2穴のA、その他BF、C型などが使われている。
水
水道水は飲まないこと。中級以上のホテルなら、毎日無料の飲料水がサービスされる。コンビニエンスストアやスーパーマーケットでは、飲料水の300ml入りペットボトルが1本6~10B程度で売られている。
祝日・祭日
旧暦にのっとっている祝日(※印)は毎年変わる。祝祭日が土・日曜と重なった場合、月曜が振替休日になる。
2013年(仏暦2556年)の祝祭日
1月1日 新年
2月25日 ※マーカブーチャー(万仏節)[通常2~3月頃の満月の日]
4月6日 チャクリー王朝記念日
4月8日 チャクリー王朝記念日の振替休日
4月13~15日 ソンクラーン(タイ正月)[地域によって多少異なる]
4月16~17日 ソンクラーンの振替休日
5月1日 メーデー
5月5日 国王即位記念日
5月6日 国王即位記念日の振替休日
5月24日 ※ウィサーカブーチャー(仏誕節)[通常5~6月頃の満月の日]
7月22日 ※アーサーンハブーチャー(三宝節)[通常7~8月頃の満月の日]
8月12日 王妃誕生日
10月23日 チュラーロンコーン大王記念日
12月5日 国王誕生日
12月10日 憲法記念日
12月31日 大みそか
ビジネスアワー
以下は一般的な営業時間の目安。
【銀行】月~金曜9:30~15:30、土・日曜、祝日は休み(支店によって多少異なる)
【デパートやショップ】毎日10:00頃~22:00頃
【レストラン】高級店では午後一度閉めたり、夜のみ営業の店もある。屋台は深夜や早朝にも開いており、どんな時間帯でも何かしら食べられる。
【コンビニエンスストア】たいてい24時間営業
マナー
【ゴミのポイ捨て禁止】バンコクをはじめタイ国内の都市部では、条例によりゴミやタバコのポイ捨てに最高2000Bの罰金を科している。
言語
公用語はタイ語。英語は外国人向けの高級ホテルや高級レストランなどではよく通じるが、一般の通用度は低い。
*タイ語には声調(イントネーション)が5つある。例えば、カタカナで書くと同じ「マー」でも、声調によっては、馬、犬、来る、お母さん、といったように、まったく違った意味になってしまう。つまり誤った声調ではタイ人には通じない。また、タイ語には「丁寧語」がある。省略しても理解はできるが、丁寧に話すことがタイ社会のコミュニケーションの特徴なので、相手の地位や年齢に関わらず、双方がよほど親しい間柄でない限りは、男性は「クラップ」、女性は「カー」を言葉の語尾に添えるほうが好感度は高い。タイの家庭内では自分の親に対しても、子は丁寧語を添えて話すのが普通というくらいなので、特に旅行者がタイ人と話すときは忘れないようにし、丁寧語が不要となるような間柄になるまでは必ず使おう。
日本国内大使館情報
タイ王国大使館
Royal Thai
URL:http://www.thaiembassy.jp/
住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎3-14-6
電話:03-3441-1386
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