インド
国旗
サフランと白、緑の3色の横じま。
サフラン色は勇気と犠牲、白色は真理と平和、緑色は大地と誠実を表す。中央の法輪は古代文明を象徴している。
面積
約329万km2(世界第7位)
人口
約12億2718万人(2012年推計)
首都
ニューデリー New Delhi
政体
政治は連邦共和制で、議会は二院制。元首は大統領で、首相は大統領が任命する形だが、実際の力は首相のほうが上。
宗教
ヒンドゥー教徒82%、イスラム教徒11.6%、キリスト教徒2.6%、スィク教徒1.8%、
仏教徒0.8%、ジャイナ教徒0.4%、そのほかの宗教0.8%(2011年国勢調査)
通貨と為替レート
使用通貨はルピー(Rs)とパイサー(P)
2012年6月1日現在、Rs1は約1.4円。紙幣はRs1、Rs2、Rs5、Rs10、Rs20、Rs50、Rs100、Rs500、Rs1000の9種類。
硬貨はP5、P10、P20、P25、P50、Rs1、Rs2、Rs5、Rs10の9種類。ただし、Rs1とRs2紙幣とP5~P25硬貨はほとんど使われていない。
チップ
相場を見につけていかないと思わぬところでボッタくられる
【ホテル】荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだりしたときにはチップを渡したほうがマナーとしてスマート。
目安としては、中級ホテルでRs10~20、高級ホテルでは荷物1個につきRs20~30程度。
【レストラン】サービス料が含まれている場合は不要だが、そうでない場合は5%程度。
ただし、庶民的なレストランではおつりの小銭を置けばよいし、それも必ずというものではない。
【その他】個人でガイドや車を手配した場合、ガイドには客ひとりにつきRs100~が相場。
時差
日本より3時間30分遅れ。
日本からのフライト時間
日本からデリーまでは直行便で約8時間30分。
入出国とビザ
【ビザ】日本人のインド入国にはビザが必要。観光、商用、留学など渡航目的に応じて必要なビザは異なるが、
観光ビザの場合、有効期間はビザ発給日から6ヵ月。
【パスポート】残存有効期間がビザ申請時から最低6ヵ月以上あり、査証欄の余白が2ページ以上あること。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
電圧とプラグ
220~240V、50Hz。プラグのタイプはB3、BF、B、Cタイプが主流。
変換機は必須。
水
水道水をそのまま飲まないほうがいい。
ミネラルウォーターは、インド中どこでも購入可能(1L Rs12~15)。
コーラも良く見かける。でもすぐぬるくなるからマズイ・・
祝日・祭日
全国的な祝日のうち、固定休日は以下の4日。これ以外に州ごとにさまざまな祝祭日がある。
1月26日 共和国記念日
8月15日 独立記念日
10月2日 ガーンディー生誕日
12月25日 クリスマス
インドのお祭り
?ディワリ
?ヴィシュカルマデー
?ラクシャバンダン
?ジャナムアシュトミー
?ナブラットリー
?ドルーガプージャ
?カルバチョート
?シブラットリー
?ホーリー
?ベサキ
?デュシェラ
?クンブメーラ
祭りは盛大で大変盛り上がります。
マナー
【飲酒】イスラム教は飲酒を禁じており、ヒンドゥー教徒も飲酒をあまり好まない。しかし各町には酒屋があり、ライセンスをもつレストランやバーで飲むことはできる。ただしグジャラート州やミゾラム州では禁酒法が施行されており、禁酒法が施行されていない州にもドライデー(禁酒日)がある。この日は酒類を一切販売しない。ガーンディーの生誕日や独立記念日など、特定の祝祭日は国全体で禁酒が行われる。またヒンドゥーの聖地でもアルコールの販売制限がある。
【喫煙】
インドでは公共の施設での禁煙法が施行されている。対象となる場所は空港のラウンジ、ホテル、レストラン、カフェ、バー、駅、バス停、ショッピングモール、映画館、病院、学校など。違反者にはRs200の罰金が科せられる。ただし喫煙エリアが設けられている場所は、公共の場所であっても喫煙可能。
安全とトラブル
【治安】インド最北部のカシュミール領有問題で、パキスタンとは緊張状態にある。以前と比べると状況は改善されているが、まだ観光には適さない。またアンドラ・プラデーシュ、オリッサ、チャッティースガル各州の奥地、ジャールカンド、ビハールの農村地帯では、「ナクサライト」と呼ばれる極左武装勢力による襲撃事件が頻発している。それ以外の地域でも、テロ予防などの理由によって大都市に危険情報が出されることがある。
【犯罪】詐欺や睡眠薬強盗などが、観光地を中心に発生している。特にデリーでは旅行会社がらみの詐欺事件が多発している。
【健康】基本的に予防注射は必要ない。無理をしない、暴飲暴食をしない、飲み水に気を付ける、食前の手洗いを励行するなどを心がけていれば、体調を崩すことも少ない。
言語
ヒンディー語が公用語で、英語は補助公用語。これらを含め18の主要言語と844の方言がある。
学生、観光客相手の商売の人はほぼ英語が通じる。
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