せっかくアメリカ来たならボランティア経験してみましょう
スープキッチンという言葉はご存知ですか?
アメリカではたくさんのボランティア活動が盛んで
ホームレスへ無料のご飯を提供する場所があります。
留学で仲良くなった友達を誘って
そこでボランティアをしてきました。
場所はダウンタウンの結構危ない地域で
ホームレスがたくさんいる場所。
こちらがその活動しているボランティア団体
さすがに一人ではちょっと怖いかな〜という場所柄ですが
一人参加、2回目の参加、という女性も多く、
8割が女性でした!驚き。
皆さん人の優しそうな方々と一緒に
約2時間半、一生懸命ボランティアさせて頂きました。
英語サイトからいつ、何時のご飯のヘルプに行くか決めて
申し込みをします。
個人でも一人でもOKですし、とっても簡単です!
直接時間前にGLIDEへ集合し、
最初に少しだけスタッフの話を聞いて
荷物はロッカーへ。(施錠される)
そして、大きい食堂へ移動。
ちなみにスタッフが最初にあれして、これしてと説明してくれますが
言っている英語が全く聞き取れず、
とりあえず他に6名位いた人の見よう見まねで動きますww
英語できないのに、来る度胸だけは自分で褒めてあげたいくらい 笑
これも30歳という色んな経験、場数を踏んでいるからこそ
ちょっとやそっとの事で臆しない、精神的な強さがあるからこそです。
これね、本当人生で役に立つんで大事ですよ〜〜〜!
(でもやる気さえあればなんとかなるので、英語苦手な人も大丈夫!!)
例えば各テーブルに氷とお水の入ったボトルをセットしたり、
入り口で渡すコップ、フォーク、ナプキンセットの準備をしたり
男性達は重い食材や鍋を一生懸命運んでいました。
次に各自持ち場を決められます。
私はここでスタンバイしたフォーク一式セットを
来た方々へ手渡しする係に任命されました(^^)
他の子は食材をプレートによそう係、
食べたお皿を片付ける係、
フルーツを渡す係、
食べに来た人達のチケットをもらう係(誰でも来れるわけじゃないみたい)
そんな感じで私的には1番ホームレスと接する時間が多い
いいポジションを獲得できたと思います。笑
私がやったボランティアの持ち場は忙しかった!
約2時間笑顔でハロー!楽しんでね〜とか
適当に言いながらそのセットを渡しました。
何か笑顔が離れないし
途中途中普通に話しかけてくる人や笑顔の人
どっから見ても普通の人、4回も来て食べる人とか
いろんな人がいて、私のホームレス像はあっけなく崩れ落ちました。
*荷物は全部預けていたため画像は拝借
元はすごく失礼なイメージでした。
くさい、うるさい、頭おかしいとか
でも身なりや人への接し方、礼儀などを見ると
全然普通の同じ人間なんです。
あ、ちなみに北海道は冬が極寒なので
元々ホームレスってほぼいないんですよ。
環境的に生きていけないもの。
なので人生で接したことってほぼありませんでした。
ホームレスになる主な原因は元兵隊さんのPTSDで働けなくなったり
貧困、家賃の急激な上昇など
アル中やドラッグなどの理由など。
みんながみんな、望んでなったわけじゃないし
これから這い上がる人もいるだろうし、
同じ尊重すべき対等な人間・・・
そんな事を思いました。
(もちろん中には嫌そうな感じの人もいるけど)
途中Ticketをもらう係の女の人が帰ってしまい
私はTicketを受け取り、用意したフォークセットが底をつき
その場で自分でセットして渡すというかなり忙しい
感じになりましたが、頑張りました。
そして楽しかった。
働く、そして人に感謝されるって
それだけで生きがいになりえる
とっても素敵な行為ですね^^
意外ですが食事は美味しそうでした。
シチューと野菜煮込みとパン+フルーツのプレートみたいな。
もちろんアメリカらしく、ベジタリアン用もある!!(素敵)
この日は総勢300名以上食べに来たみたいです。
とても有意義で考えさせられる時間でした。
日本人でも他の留学生でも
せっかく高いお金払って留学しに来ているんだったら
クラブやBarで遊ぶだけじゃなくて
こういう事もぜひ、体験して欲しいなと思います。
ボランティア参加してみた結果感じたこと
私自身はとても有意義でしたし
なんで自分がボランティア好きなのか、
何故やりたいのか、、
色々考えた結果
そういう理由が分かりました。
*ちなみに一緒に行った友達は元々
ホームレスや貧困層へのヘルプを毎週やっているような人で
私よりも超手慣れて話しまでしているレベルで尊敬。
まぁ簡単に言うと
”愛”
ってやつですね。
ボランティアとか誰かを助ける事って
とっても愛に溢れてますよね。
人ってそもそも両親の愛がないと生まれてきていないですし
愛なしには生きている理由がないように思います。
すべては愛。
これは自分の事で必死で生きている段階だと
なかなかわからないんですけどね・・・
一通り好きな事やって、色んな人に会い、
助けて感謝されたり、逆に助けられたり・・・
一周して考えると結局愛なしには、人は生きられないし、
面白みのない人生だと強く感じました。
超美味しい料理も一人より、誰かと笑いながら食べる時間の方がより美味しいよね?
自分以外の人のためにささやかでも
何かヘルプしてあげると、心が暖かくなりますよね。
そしてこのボランティア参加後は
道ですれ違うホームレスへの感情と対応も変わりました。
今は話しかけられるし、人によるけどシカトしなくなった。
(前はヤバイと思って目も合わせなかった)
もしサンフランシスコに来る予定があって興味のあるかたは
ぜひ一度体験してみると良いと思います。
やっぱ学生の内にやっておいても損はないでしょう。
留学エージェントや専門の会社経由だと何万円も何十万円もこの
ボランティア自体にお金を取るようです。
(ホテル代や案内係など人件費かかるかもだけど高すぎw)
実際にはこうやって無料で参加出来るのがほとんどなので
ぜひ無駄なお金を使わず、自分で英語で検索して
分からなければメールするなりして、行動してみる事をオススメ致します!
必ずそういう行動が未来へ繋がっていくはず(^^)
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