ベルリン市内でDDR博物館やナチスの歴史巡り

すっかりドイツからは帰国していますが、まだまだ女ひとり旅Berlin編は続きます。

今回はノリで行ってみた子供連れも楽しめる通信博物館と、東ドイツの生活が感じられるDDR博物館、そして負の遺産を学ぶテロのトポグラフィーへ!

コミュニケーションを学べるベルリン通信博物館


Museum for Communication
Leipziger Str. 16, 10117 Berlin, ドイツ

ポツダム広場から徒歩で行ける場所で、大聖堂や博物館島からは徒歩20分ですがバス1本でも行ける場所にあるので、ついで寄りが出来ます。大人6€

1897年に設立、世界最古の郵便通信博物館とされています。
現在は情報社会の起源、発展、そして未来に繋がるたくさんの展示物が並んでおります。

非常に立派な建物の中へ入ると右側のデスクでまずはお金を支払います。ベルリンウェルカムカードを持っている場合は、先に伝えると値引き後の料金で購入可能。

中に入ると大きな吹き抜け、そこでロボットが2台掃除しているのか一生懸命動き回ってます。可愛い・・

中高生くらいの団体さんが多く、あちこちで説明を聞いています。大人や家族連れもチラホラ。

昔の郵便局のポストや袋、郵便配達していたであろう車のレプリカなど大変興味深い展示物が多いです。何百年も前に作られたとは思えないほどデザインがステキ!

電話機、ハンコ、切手、金貨、TVなどたくさんの展示物があってなかなか圧巻の見応えです。実際に使って遊べるようなものもあり、子どもたちにも大人気でした。

個人的に、全世界でのツイッター情報を見れるこちらの展示物がすごいと思いました。呟きが多い場所が光っているようで、時差があるので寝ている国は暗い。

しかも誰が何ツイートしたのかリアルタイムの情報も計測出来るよう。文明の凄さを感じます。

日本はかなり明るい方でしたので、それだけ多くの人がスマホ持っていて呟いてるのかと思うと何だか不思議な感覚です。

無料で行けるテロのトポグラフィーとカリーブルスト

お次は負の遺産を学びに・・

ちょうどベルリンはこの日猛烈な猛暑日で外はカンカン照りの暑い日でした。どこもエアコンないのでマジで暑いです・・・

時々休憩を挟みながらの移動じゃないと、確実に熱中症でバテます。駐車場も緑豊かで面白いな〜なんて思いながら歩いてました。

テロのトポグラフィー前に小さいカフェがあって、ここで休憩がてらアイスコーヒーとドイツ名物のカリーブルストを頂く事にしました。

カリーブルストはベルリン名物料理!!

カリーブルストはソーセージとカレー粉とケチャップ味煮込み料理です。お店によってはポテトと一緒、パン付き、ソーセージのみなど色々なパターンがあるようです。

ここのお店はこちら↓

う〜ん、ただのケチャップとカレー粉風味の味のソーセージでしたww

美味しいけど、家でも出来そうなレベル、そしてしょっぱいし店内も暑いw

他にはパンがたくさんありましたが、ひとまずお腹も満たされたので、テロのトポグラフィーへ向かいましょう。(向かい側)

ベルリンの壁と解説など書かれているのを横目に・・・

テロのトポグラフィーは、ナチス時代の暗黒な歴史を知ってもらうために、無料で一般公開してます。

そのため学生さん達が大勢います。でも、若いカップルや1人で来ているような人も多く、たくさんの方が興味を持って来ているんだなと感じました。

中はヒヤッと少し涼しい・・・

広い館内にはたくさんの写真と文章が展示されていて、ナチス時代の歴史を学べます。

処刑されているもの、電柱にぶら下がったままのもの、逃げる姿、兵隊と一緒に映る図、連行されている、収容所、生活、ヒトラー政権の写真、人物紹介、様々な写真を見ることが出来ます。

日本ではなかなか公開されてないような写真まで。負の歴史ではありますが、同じことを2度と起こさないというためには一見の価値ありです。

私は中学生の頃にアンの日記をたまたま見てナチスを知りました。

同じぐらいの女の子だったのであまりに衝撃的で、今でも初めて図書館で出会った時の気持ちは忘れてません。若干トラウマ。

だからこそ、実際に現地でこの目で見て感じてみたいという気持ちがずっとありました。今回は収容所は時間の関係でいけませんでしたが、少しでもその歴史に触れる事が出来てよかったです。

普通はね、せっかくお金払って海外旅行来ているのに、無料でも悲しくなるようなこんな場所にわざわざ行く人って少ないですよね 笑

なので、一人旅だと自由にどこでも行けるのが、本当に自由だよな〜なんて思いながら歩いてました。私としては満足です。

知ったからと行って今すぐ何か出来るわけでもないですが、自分の短い人生においては悔いのないように、一生懸命生きようとも思います。

ただ人が多くテロでもあったら逃げ場がなくて怖いよなーというのは感じました。本当にテロどこで起きるかわかりませんものね。

ちなみに、とある男性が韓国人かい?と私に話しかけて来て、少し会話してました。

日本人と言うと、昔原爆があったけど、どう思う?どう感じているの?とか、この場所についてどう思う?など質問が次々に飛んできます。

自分なりの考えはあっても、さすがにこのデリケートな問題を英語で喋れるほどの英語力はないので、英語では言えないごめんね、と言ったら去っていきました。

その後また違う人と、同じような話をしているよう・・・館内スタッフなのか?興味関心が高い人なのか?謎です。

ちなみに関連施設としてベルリンのブランデンブルク門の南に【虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(通称:ホロコースト記念碑)】もあり、そこも無料で見れます。

迷路みたいな感じで高低差がある石碑がキレイに並んでます。中を歩くと急に高くなって周りが見えなくなり、若干の不安も感じます・・

記念碑という事ですが、若いカップルがこの石碑の上に上って歩いたり、自撮り撮っていたり、それはさすがにどうなん?と複雑な気持ちになりました・・

もう一つの教会カイザー・ヴィルヘルム記念教会!

Breitscheidplatz, 10789 Berlin
動物園駅から徒歩5分ほどの場所

1895年にネオ・ロマネスク様式で造られた教会ですが、第二次世界大戦の空襲で破壊されました。その破壊の痕跡を修復せず敢えて残している珍しい教会です。

迫力と存在感がとてつもなくありました。

中は無料で見学出来ます。資料や古い写真も残っており、その歴史を感じる事が可能です。

天井に描かれたモザイク画がとても美しく、しばし見上げてしまいます・・・

外からの迫力も半端ない!

本当はこのすぐ隣に新教会があって、中は一面の青いステンドグラスで覆われており圧巻の世界観らしいです。幻想的で美しいのだとか。

そうです、私は気づかずに旧教会のみの見学でした、それだけが悔やまれる・・。

旧東ドイツの歴史が詰まったDDR博物館 (DDR Museum)

小さな東ドイツの博物館。
大聖堂横の美しい運河沿いの階段を下ったところなので、一見見落としそうな場所にあります。

入館料9.80 €(ウェルカムカードで割引後6€だったはず)

第二次世界大戦後のドイツが40年に渡って東西に分かれていた事はご存知でしょうか?

1949年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)、ソ連占領地域にドイツ民主共和国(東ドイツ)占領され国が東西に分断されてしまいました。

東ドイツは社会主義国となりソ連に支配され管理、統一されてしまったのです。今の世界では北朝鮮だけですね。

しかし社会民主党に政権交代され、国交正常化と国民の自由な往来の実現のため、1989年11月にベルリンの壁は崩壊し、1990年にドイツ再統一されて今に至るというわけですね。

ベルリンの壁が出来た理由や分断の理由など、私は正直歴史に疎いので詳細は全然理解出来てませんでした。なので調べながら一緒に学んでみました!奥が深すぎです・・

そんな旧東ドイツ(DDR)の日常生活を様々なテーマ毎に見て、実際に触れられる博物館となっています。ドイツ語と英語なので結構難しいですが、アイテムや部屋を見れるので凄い興味深かったです。

見ている分にはそこまでひどい生活ではなかったのかな?とも思いますが、その時代に東ドイツから西ドイツへの壁乗り越え亡命が25万人以上もいたという事からも、大変な生活環境だったというのは想像に難くないですね。

引き出しやクローゼットもあけて服を見たり、映像を見たり出来るので、何が出てくるのかと楽しいです 笑

ちなみにそんな抑圧された旧東ドイツ社会の中で、自由を表現する方法としてヌーディストビーチが大変流行っていたようです!

その様子を捉えた写真も展示されていましたが、ここでは模型をアップしましょうw友達に送ったらスルーされましたw

西ドイツにはこの文化がなかったから、ドイツ統一後はヌーディストビーチの禁止運動が起こったほどらしいです。

ただの裸族だったらえ?となるけど、そのような背景があったのなら納得出来ると思ってしまいました。料金は決して安くはないけど、なかなか面白い体験が出来るDDR博物館でした(^^)